くる~ニャッ!やまぐちWEBマガジン Vol.11
WEBマガジン
くる~ニャッ!やまぐちWEBマガジン Vol.11
あなたは「山口市中心市街地」と聞くと何を思い浮かべますか?
山口七夕ちょうちん祭や山口祇園祭、県内で数少ない百貨店がある、アーケードのある商店街・・・色々な印象があると思います。
この「くる~ニャッ!やまぐちWEBマガジン」では、ちょっと気になるお店やイベントの情報、街を歩いてみないと気付かないようなディープな路地裏にもスポットを当てて、(編集者独自の目線で)紹介していきます。
このマガジンを読んで、気になるもの・場所を見つけたら、ぜひ山口市中心市街地へお出かけしてみてください!
コトサイトが笑顔と愛しさであふれる
「赤ちゃんハイハイレース」
「もう幸せしかない」世界一ハッピーなレース。
人工芝にたくさんの絵本、木製の優しい椅子など「小さいお子さんが安心して遊べるスポット」としてすっかり人気定着のコトサイト(山口井筒屋2階)。 このコトサイトで大人気、参加募集から数日で満員御礼になるという企画、それが「赤ちゃんハイハイレース」。 もう、名前を聞くだけで自然に笑顔になってしまいますよね。 2023年ラストのレース(笑)は12月17日(日)に開催されました。その熱気とハッピーにあふれる様子をご紹介します。
やってきたのは11時からの午前の部。早くも場内はうちの子がいちばん!ガンバレ!というパパやママ、ちいさいお兄ちゃんやお姉ちゃんでいっぱい。そしてその台風の目は…みんなの期待を一身にうけた笑顔の選手、ちょっと緊張ぎみの選手、全くどこ吹く風のマイペース選手…と、それぞれの個性のままにスタート時間を迎えようとしています。
1レースは4レーン、3メートルのウレタンコース。レース1位の選手には「waRmthお買い物券1,000円分」、後日写真審査で「Goodグッズ」を受賞した選手には「waRmthセレクトで、その子に合う服や小物を3,000円分」。 がんばって出場した選手全員に「賞状と参加賞」がプレゼントされます。あのオシャレでかわいいキッズセレクトショップwaRmthさんのお買い物券はゲットしたい! それはママパパ気合いが入りますよね!
スタート位置についた選手のみなさんの衣装がまたカワイイ。大好きなキャラクターやかわいい羽、お気に入りのドレスなど、ファミリーがこの晴れ舞台に向けて準備した個性あふれるスタイルです。 ゴールには、選手のみなさんがふだん大好きなグッズを振って「おいでおいで〜〜!」と(若干必死気味の)笑顔で迎えるパパやママが待っています。 お気に入りグッズもいろいろ。いつも一緒のキャラクターたち、寝るときに欠かせない毛布、パパのスマホ動画、掃除に使う粘着コロコロ(カーペットクリーナー)…「わかるわかる!これが好きなのよね!」と見るだけでほほえましいものばかり。
さあスタート!合図と共に各選手ゴールへまっしぐら…にならないのが、赤ちゃんハイハイレース。
何があっても全く動じない「将来大物選手」、コースの外に向かう「好奇心旺盛選手」、雰囲気にちょっと緊張の「感受性豊か選手」など、予想外の展開にパパやママは大笑いしながらお気に入りグッズをフリフリ大声で呼びかけます!
さて、その個性あふれる選手の中でもパパママの笑顔に応えるべく力強いハイハイでゴールに向かう選手。ゴール間近にはギャラリーのパパママみなさんからも大きな歓声と拍手がおくられます。
二番手三番手の選手たちも、「なんとかしなければ!」と年長の心意気で助っ人に入ったお兄ちゃんお姉ちゃんの誘導で無事にゴールインした選手、ママが最後に出した秘密兵器「お財布」を見つけた途端にしっかりコースインしてゴールした選手など、それぞれのご家族にドラマと愛があふれるレースとなりました。
レースに参加した若松楓馬くん(1歳)ファミリーは山陽小野田市から参加。
「前回は応募が遅れて満席だったので、今回念願の参加で楽しかったです! 家族でとても良い思い出ができました。またぜひ参加したいです」
企画担当の田中美穂子さんにお話しを伺いました 「昨年3月の初回から大反響で、山口市内はもちろん市外のご家族も『ぜひ参加したい!』という声が多く、これは恒例にしようと3ヶ月に1回、1年に4回のペースで開催しています。 『赤ちゃんハイハイレース』の良いところは何よりも『親も子供も一緒の思い出になること』だと思います。家族みんなで夢中になって楽しんで。記憶に残る思い出作りに、ぜひ参加してくださいね。予約は数日で定員に達することが多いのですが、お子さまの体調などによるキャンセルもありますのでぜひお問い合わせください」 同じく山口井筒屋2階特設会場で開催されていた「コロガルあそびのひゃっかてん」など、山口市商店街には「お子さんとファミリーが楽しめる街」のシカケが次々と展開しています。
山口キッズもオトナも のびのびすくすく、楽しく元気になる。 商店街で人気急上昇のNEW SPOT 2ショップ
商店街アーケードに、子供たちの笑い声が弾みます。パパやママもにこにこのんびりショッピングやお食事を楽しんでいます。お店の人や行きかう大人たちが、みんな笑顔であいさつしています。
山口中心商店街は、小さなお子さんやファミリーが安心して集い楽しむ「ふるさとの商店街」として息づいています。 今回はお子さんだけでなくオトナも心躍る「ポケモントレカ専門店」と、「けがをしない・じょうぶなからだの基本を創る運動教室」をご紹介します。
「キッズゲームプレーヤーも大人コレクターも、 安心して集う居場所 山口県初のポケモントレカ専門店」 〜トレカアセンブル
2023年11月、県内初の「ポケモンカード専門店」として誕生した「アセンブル」。商店街のど真ん中、山口井筒屋さんのはす向かいに黒と白のカッコイイドアがあるのが店舗です。店内にはラックのかごに分類されてすぐにゲームができるカードが1万枚以上。また、ショーケースにはマニア垂涎のプレミアムレアカードが光輝いています。(もちろん防犯対策は万全です)
プレイスペースは36席。休日はオープンの11時から親子連れや友達で遊びにくるグループも多いそう。平日も、コアなオトナのファンは昼の自由時間に、夕方には学校が終わった常連お子さまたちで賑わいます。
「オープンして数ヶ月ですが、こどもたちがめちゃくちゃ楽しんで喜んでいるのを見るが幸せで。気軽に『店長〜!!』と呼んでくれて一緒にワイワイ話をしていると、心から『この店をやって良かったー!』って思うんです」
代表の木ノ下祐輔さんは、ニコニコと語ります。
県外出身で現在は長門在住の木ノ下さん、起業のきっかけは何でしょうか?
「山口県立大学生だったので、山口市とこの商店街が大好きです。卒業後は自動車ディーラーで県内拠点を回りつつ営業の仕事をしていました。それも素晴らしい仕事だったのですが、私の子供が3歳と1歳になり『子供たちが楽しむことを仕事にしたい』という気持ちが強くなって。妻と自分がゲーム好きなことから、思い立ったのがポケモンカードのお店でした」
なぜポケモンカードの専門に?
「ポケモンは女の子男の子世代問わず多くの人に愛されているので、マーケットが大きいのです。また、カードというアナログな世界も強い魅力だと思いました。PCゲームやスマホゲームは、ソフトやハードが変わったらもう消えてしまいますが、カードずっと消えない存在だから」
県外出身で現在は長門在住の木ノ下さん、起業のきっかけは何でしょうか?
「『自分が大好きだったから』は大前提として(笑)、ポケモンカード専門店は今全国的に大人気で、この近くでは小倉や広島にあります。そこへは大人は行くことができるけど、子供は行けないじゃないですか。ネット購入よりも、地元にリアルなカードをゲットできるお店があったら絶対みんな喜ぶだろうなと思いました。」
山口市中心商店街を選ばれたのはなぜですか?
「県大のゼミで地域福祉やコミュニティ再生の研究をしていましたので、『私も商店街活性化に何かできないか』といつも考えていました。そして、商店街近辺にマンションが多くなったことがきっかけでした。この地域の子供たちはどこで集まって遊ぶんだろう? そこにはきちんと見守る大人はいるのだろうか。安心で楽しいこどもの居場所が必要じゃないか…と思い至ったんです。そこからの決断は早かったですね。この商店街のみなさんの、アットホームな空気も私のやりたかったイメージにぴったりでした」
オープンしての手応えはいかがですか?
「思っていた以上の大反響で。友達に誘われたという初心者の子供たちも多く、みんなが一緒に仲良く遊んでいます。プレイコーナーは無料ですしカードは1枚10円からあります。お小遣いを握って一生懸命考えながらカードを選ぶ様子が、自分の子供の頃の駄菓子屋のようですよ。また、大人は50代60代の目の肥えたコレクターや、インスタ情報から県内外のお客さまも来られます」
でも、目指すのは『地元で長く愛される居場所』。
「何よりも地元のお子さんや常連さんたちが通い続けることができる店になりたいですね。企画したトーナメントイベントもどんどん盛り上がっています。小学生のウワサのスポットらしくて(笑)うれしいです」
〒753-0087 山口県山口市米屋町3−19
営業時間 平日13:00~19:00
土日祝11:00~20:00
※水曜定休 不定休
※移転しました
山口市道場門前1-2-25
解剖学・運動学のプロ=理学療法士がていねいに指導
「運動神経をそだて、怪我をしない安心なからだづくり」
からだの基本をつくります
bi-ba運動教室
2023年10月2日、山口中央商店街のほぼ中心に、青々とした人工芝のある店舗が出現しました。かわいいビーバーのキャラクターがお迎えする「bi-ba運動教室」、お子さまやシニアの室内運動教室です。ダムを造って豊かな環境を造るビーバーのように「あそびば」「まなびば」で生活と地域を豊かにしていく、というネーミングだそう。
代表の有川卓矢さんは国家資格である「理学療法士」。昨年まで防府の医療機関でリハビリ治療の他、高川学園サッカー部やレノファ山口U-18の選手などスポーツ選手のリハビリサポートなどを担当。リハビリ現場豊富なキャリア15年の「身体運動機能のプロフェッショナル」です。
「その時感じていたのが『ふだんから怪我をしない体をしっかりつくれば怪我は防げるのではないか』ということでした。私も学生時代にサッカーをしていたのですが、膝を痛めて選手を断念しました。その経験から、怪我をしてパフォーマンスが落ちる、運動ができなくなる…その悔しさが痛いほどわかります。そこから、したくない怪我をしてからのリハビリサポートより、理学療法士の知識と経験を活かして、積極的予防につながるからだづくりをしたい、と考えるようになりました。
とくに子供の3歳〜8歳は、運動神経系がどんどん発達するステージです。ここでまずバランス感覚や触感などの感覚神経を育てることが、一生モノの身体づくりに繋がります。そして身体の発達度やスポーツへの関与度にしたがってメニューを変え、少人数でのクラス分けを設定しています」
bi-ba運動教室のこだわりは『はだしになれる人工芝』。
「足裏にはメカノレセプターという“周囲情報を感知するセンサー”がたくさんあります。このセンサーによって私たちは身体バランス・姿勢の調整や運動の準備をしています。はだしで足裏の刺激をダイレクトに受けることによって、このセンサー感度が向上し脳への刺激が強くなり、神経系が発達するのです」
裸足になると開放感もあって気持ちよさそうですね!
「運動が楽しい、という経験も大切です。ここでは根性やパワー育成ではなく、からだを動かすことが楽しいという成功体験を積み重ねます。解剖学にあったストレッチ、手の動かし方等のコツを重ねる事で、苦手だった運動ができるようになって、自信を持ってイキイキするお子さんの姿がみられます」
うかがうと、お子さまだけではなく大人も受けてみたくなります。
「もちろん、シニアの方にもとても有効です。病院勤務時にはむしろそちらがメインでしたから(笑)。シニア運動教室は平日午前中です。また整体の施術も対応していますのでぜひお気軽にご相談・ご参加ください」
山口市中心商店街のほぼ中心で、体操教室というのもユニークですね。
「起業では立地がいちばんの課題でした。送迎のための駐車場の確保が必要だからです。しかしこの商店街なら駐車場がありますし、教室時間にはお母さんがお買い物で楽しんでいただくこともできます。山口市中心商店街は人通りもあるので、何をやっているのかな?と見ていただくこともできます。
現在では地元以外に防府や宇部の生徒さんもこられています。体験教室も好評で「平日以外も開催してほしい」というお声が多く、2024年4月から土曜日の教室がスタートします。
クラス別や料金等詳細はHPやインスタグラムなどで情報発信していますのでぜひフォローしてお問い合わせください。
そして、教室前に私がいましたら、その時間は空いていますから、ぜひ気軽に声をかけてくださいね。怪しい健康相談ではありませんのでご安心ください!(笑)」
〒753-0086 山口県山口市中市町1−20
受付時間:10:00〜19:00
定休日:土、日曜日
https://bi-ba.jp/